手が思考する。

陶芸プロセスを説明するためにはどう伝えたらいいのか?を考えています。プロセスの分解をして細分化し、言語化をしなければ伝わらないと感じています。「思考は現実化する」と言われています。思考を分解して、細分化した思考そのものを言語化する。

言語化する思考は陶芸工程の実技であり、細分化することで手の感覚あるいは記憶又は指触と言った共通の言葉で説明しないと理解してもらえません。

手が思考する最小単位の行動思考を言語化していきます。陶芸プロセスはその組み合わせで出来上がっていると思うんです。

手が思考しています。

金継ぎ仕事が来た

 昨日は嬉しいことがありました。以前講習会で金継ぎした方がまた金継ぎの仕事を持ってきてくれました。きちんと食器をいとおしみ使っているようです。微笑ましく思いました。

きちんと使っているようですね。口の形状に特徴がある「芙蓉手山水染付皿」には結構大胆にチップが入っています。これは前回修繕したものです。新たな金継ぎ跡が加わる事になります。

 小さな器にチップが入ったものは、パテが噛んでくれるかなぁと思うくらい小さいです。備前風の良い貫禄がある急須は、取っ手がずっしりとくるんですけど、良い握りだと思うんですよね。ちょっと割れがひどいので修繕に時間をかけたいと思ってます。土色グレーは金箔が映えると思います。

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