オートマティズムな絵付け

陶芸

美術鑑賞が好きです。 美術館に行って感動して帰ってきて。その感動を人に話す。 身振り手振りで説明するのがもどかしくて仕方がない時ありませんか? 自分もこんな表現ができたらいいなぁ〜と思ったり。そんな思いが溜まっていませんか? 自分のアートにそれを持ち込む事を試してみました。

シュールレアリスムのオートマティズムの概念を陶芸に持ち込んでみました。 削り仕上げしてから、面相筆で連筆を作り墨汁を 含ませて、ランダムに意識しないで描いてもらいました。線の上をリューターで削り溝を付けています。 素焼後、紺青の顔料を極薄、薄め、普通の濃さで、3種の絵具を溶いておきます。ぼかし技法で描きます。 幅の10㎝ある刷毛で極薄の絵具を含ませて、筆先半分に水を含ませて勢いよく描きます。 次に5㎝幅の刷毛で薄めの絵具で描き込みます。 三回目は連筆で普通の濃さでぼかし技法で描いてもらいました。

教室では何を作りたいか?と作る前に、相談します。 今回は、「たらし込み」と言う技法で作ることだけ決めて実行しました。 美術館で見たアートな世界を取り込んでみました。身近にあるアートです。

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